
デフレ不況や格差拡大と、経済的に不安になる話題が多い現在、そのような不安を感じずに生活したいものです。
できれば経済的に余裕のある生活を送れればと誰しもが思うこと。そのためには、お金が貯まる人の対極にある「貧乏人」から離れることが大切です。
今から、お金がない人に共通する思考や習慣を紹介します。もし、今回の記事を読んで思い当たる点があったなら、逆の習慣を心がけ、お金が貯まる人に近づく努力をしましょう。
お金がない人に共通する、15の特徴は以下です。
この記事の目次
自分の可能性を否定する
まず、貧乏に取り憑かれている人の最大の特徴は、自分自身の可能性を否定するところです。
何かに取り組もうとした時、誰かにすすめられた時に頭の中で「どうせ自分には無理だ」と否定的な意見から出発してしまいます。もちろん、このような思考ではお金が貯まることはありません。
お金持ちになる可能性を否定してしまっているため当然です。
目先の小銭に執着してしまう
小さなお金にこだわって、いざと言う時にお金を使わず出し渋るのも、お金が貯まらない人の特徴です。
倹約をすることは大事ですが、自分の将来に対する投資や準備に対して出し惜しみをするのであれば、見返りとして大金を掴むことは困難でしょう。
無駄なお金を使ってしまう
これは当然と思われるでしょうが意外と盲点です。
例えば、スーパーマーケットでは200円で買えるものが、コンビニでは300円で売られています。その場合でも気にせず買う人は、お金が貯まらない人に良く見られます。
もちろん、極端にケチケチし過ぎてしまうのは精神衛生上良くありませんし、下手をすると「目先の小銭にこだわってしまう」事態に陥ってしまいます。
問題は「払わなくても良いお金を気にせず払っている」という点です。
収入を得ることと支出は表裏一体のため、お金が貯まる人に欠かせない「稼ぐ」という意識の低下にもつながります。
誘いを断れない
「人付き合いが良い」と言うと聞こえは良いですが、人からの誘いがあると断れず顔を出してしまう行為は、自分の財布に相談が出来ていない状態です。
人との交流は大事ですし、出会いとチャンスの可能性はありますが、自分の経済事情を無視して何でもかんでも顔を出すのは考えもの。お金がない人の特徴です。
計画的にお金を使えない
自分にはどれだけの収入があって、月々どれだけの固定費がかかるのか?基本的なことが出来ない人が案外多いもの。自分が自由に使えるお金を把握し、どれだけ計画的になれるかが大切です。
また「今月は少し余裕があるから」と言って羽目を外し、その時の気分でお金を使ってしまうのも、お金がたまらない貧乏人の共通点です。
情けをかけすぎる
借金のお願いをされると、ついつい貸してしまう。経済的に困っている人を見ると援助してしまう。情けをかけると言う行為は素晴らしいことですが、自分の現状を顧みずに行うのはいただけません。
自分の許容範囲を超えた情けをかけるのは自滅行為です。多くの人に情けをかけたいのであれば、自分にそれだけの許容量を持たなければなりません。つまり、お金持ちの思考を身につけるべきです。
思ったことをすぐに口に出す
お金が貯まらない人の約7割が、思ったことをすぐに口に出してしまい、口を滑らせてしまう傾向にあるという研究データがあります。
感情を優先した生き方は、論理的な思考を疎かにしてしまいがち。その結果、お金も感情に任せるため、浪費してしまうからです。
思いついたことを感情的にすぐ発するのではなく、一度頭の中のフィルターを通すだけでも貧乏からの脱却は近づくきます。
すぐに文句や愚痴を言う
これは「思ったことをすぐに口に出す」に通じることですが、文句や愚痴がすぐに口に出るのも、お金が貯まらない人の特徴です。
現状に対する不満があるなら、それに対する解決策を考え、行動していくのがお金持ちの思考です。いくら文句や愚痴を言っても現状は変わりません。
あなたの願いを叶えるために、どう行動すべきか?そんな前向きで建設的な思考に切り替えましょう。
家に帰るとまずテレビ
貧乏な人の約8割は、家にいるときに、特に見るわけでもないのにテレビをつけているというデータがあります。
逆に、お金持ちの7割は、テレビを見る時間が1日1時間以下だったとか。見たい番組が特にないのにテレビをつけてしまうのは、まさに時間泥棒であり、お金が貯まる習慣ではありません。
人の名前を覚えない
人は名前を覚えてもらい名前を呼ばれると「自分を認めてもらえている」と感じます。そうなると名前を覚えてくれた相手に対しても、同じような気持ちを抱きます。すなわち、味方が増えます。
しかし、貧乏に囚われている人は、他人への関心が低く人の名前を覚えない傾向にあります。そうなると、必然的に味方となってくれる人脈は少なくなり、そこから生まれるチャンスがなくなります。
親の言いなり
自分の意見がないと言うのは致命的。人との摩擦を避ける為に自分の意見を引っ込めてしまうのも、貧乏から抜け出せない人の特徴です。
特に、親や兄弟に対して意見が言えないのは危険です。なぜなら、家族は、あなたが人間関係を築いた最初の人であり、最も深い関係のある人だからです。
人の話を聞かない
自分の意見が言えないことの対極である「自分の意見しか主張しない人」も、貧乏な人に見られる傾向です。
たとえ、自分のことを思ってくれたアドバイスであっても聴く耳を持たず否定します。自分の主張、特に自慢話ばかりしている人は要注意です。
このような習慣では、現状維持のまま。自分を変えることはできません。
周囲の人をぞんざいにする
一言でいうと「自己中心的な人」です。周囲の人は、自分のために存在するかのような言動をとる人は要注意。このような態度では、人もお金も離れていってしまうのは火を見るよりも明らかです。
ゴールを決めない
お金が貯まらない人は、目の前の作業や将来的な計画に対して「いつまでにやり遂げるか」というゴールを設定しません。
「いつか出来るだろう」といった考えや「なんとかなるだろう」といった、行き当たりばったりの考えでとりあえず取り組み、挫折してしまいます。この繰り返しのため成長が伴いません。
チャレンジをしない
貧乏に甘んじる人は、新たなものへの好奇心や興味、そして挑戦する意欲が低い傾向にあります。
自分の慣れた環境から、新たな発見や出会いなどの刺激を避けてしまいます。そのような状況下では、お金持ちになる可能性は低くなる一方です。
まとめ
お金が貯まらない貧乏人の特徴の逆、すなわち「お金が貯まる金持ちの特徴」をまとめます。
① 自分の可能性を否定する ⇔ 自分の可能性を肯定的に捉える
② 目先の小銭に執着してしまう ⇔ 大局的に将来の利益を目指す
③ 無駄なお金を使ってしまう ⇔ 生きたお金の使い方をする
④ 誘いを断れない ⇔ 誘いをうけても吟味して返事する
⑤ 計画的にお金を使えない ⇔ 計画的にお金を使う
⑥ 情けをかけすぎる ⇔ 自分の許容量に応じた情けをかける
⑦ 思ったことをすぐに口に出す ⇔ 一度自分の頭のフィルターにかけて発言する
⑧ すぐに文句や愚痴を言う ⇔ 文句や愚痴を口にする前に解決策を考える
⑨ 家に帰るとまずテレビ ⇔ ダラダラとテレビに時間を費やさない
⑩ 人の名前を覚えない ⇔ 人の顔と名前はしっかり覚える(ちゃんと興味を示す)
⑪ 親の言いなり ⇔ 自分の意見をしっかり持って発言する
⑫ 人の話を聴かない ⇔ 人の意見にはちゃんと耳を傾ける
⑬ 周囲の人をぞんざいにする ⇔ 周囲の人を大切にする
⑭ ゴールを決めない ⇔ ゴールをしっかり設定しておく
⑮ チャレンジをしない ⇔ 恐れずチャレンジする
いかがだったでしょうか?思い当たる貧乏な人の特徴や思考に思い当たる節があったならば改善し、逆であるお金持ちの思考を持つようにしていきましょう。
それが、お金が貯まる人への第一歩です。