引き寄せの法則というと、オカルトだと批判する人がいます。

 

しかし、引き寄せの法則の「本質」が分かれば、これは「脳のメカニズム」を活用した技術にすぎないことが分かります。

では、引き寄せの法則が、脳のメカニズムに過ぎない理由を解説していきましょう。

 

引き寄せの法則の本質

引き寄せの法則の本質とやり方

 

人間の脳は「1日に10万回の思考を繰り返している」と言われています。そして私たちは、脳の「思考」に応じて「感情」を喚起し、感情に応じた「行動」を起こしています。

 

人間は「思考→感情→行動」のチャートで生きています。

 

つまり、夢実現に都合の良い「思考」をすることで、それに伴って、行動のエネルギーである「感情」がチャージされ、夢実現のための「行動」が起こる。これが引き寄せの法則の本質なのです。

引き寄せの法則のやり方

引き寄せの法則のやり方は簡単です。

 

1:望む未来を明確にして「思考の舵」を決める。
2:望む未来をリアルに思考(想像)して「感情」を高める。
3:感情の強さに比例して夢実現への「行動力」も大きくなる。
4:夢が現実化する。

 

今から、引き寄せの法則によって夢を現実化した、有名人の体験談を紹介します。事例を見ることで、引き寄せの法則の本質が、より腑に落ちるでしょう。

引き寄せの法則で成功した有名人の体験談8選

引き寄せの法則で成功したアスリートたち

羽生結弦(フィギュアスケート金メダリスト)

羽生結弦選手は「金メダルの画像」を、ソチオリンピック以前から眺めていた。その結果、金メダリストという夢を引き寄せることに成功。

 

また、日本テレビのインタビューで、金メダルを獲得した感想を聞かれたとき「オリンピックには魔物がいると言われていましたが、本当の魔物は"自分の心の中"にいたことが良く分かりました」と回答。

 

引き寄せの法則に欠かせない「思考の舵取り」に、羽生結弦選手も苦労したことが伺えます。

村田諒太(プロボクサー金メダリスト)

村田諒太選手は「金メダルが取れました。ありがとうございます」と書かれた紙を冷蔵庫に貼り、常に眺めていた。

 

また「未来日記」という、望む未来を先取りで書いていく不思議なノートを使用。ロンドン五輪の決勝戦前から「決勝戦は判定で勝った!最後まで諦めずに念願の金メダルを取った!圭子(奥さんの名前)ありがとう!」と書きつづり眺めていた。

 

行動力のエネルギーである「感情」を強化させるため、村田諒太選手は、あたかも現実に起こったかのような、リアリティのある未来日記を書いていました。

本田圭佑(サッカー日本代表)

本田圭佑の引き寄せの法則体験談

 

本田圭佑選手は、小学6年生の卒業文で「ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたい、というよりなる」と書く。

 

また、セリエAに入団して年収40億を稼ぎ、背番号10番でプーマと契約するなども具体的に書きつづる。子供のころから、自分の望む未来にリアリティを持っていたことが分かる。

 

本田圭佑選手の「なりたいというより、なる」という断定は、引き寄せの法則において必須である「思考の舵」をブレさせない効果的な言葉遣いです。

香川真司(サッカー日本代表)

香川真司選手も、小学校の卒業文集にて「背番号10番でハーフのセンター。ワールドサッカーに出る」と書く。

イチロー(プロ野球選手)

イチローの引き寄せの法則体験談

 

イチロー選手は小学校の卒業文集に「プロ野球選手になる」と宣言。そのためには、中高で全国大会に出場すべき。友達と遊ぶ時間を1週間に5~6時間にし、必死に練習しているから夢は叶うと書きつづっている。

 

また、プロ野球選手になったときは中日ドラゴンズか西武ライオンズにドラフト入団し、年俸1億円になることも卒業文集に書いている。

石川遼(プロゴルファー)

石川遼の引き寄せの法則体験談

 

石川遼選手は小学校の卒業文集にて「2年後の中学二年で日本アマ出場」「3年後の中学三年で日本アマでベスト8」「4年後の高校一年で日本アマ優勝」「6年後の高校三年で日本最大のトーナメントで勝つ」と書きつづる。

 

さらに、卒業文集にて「ぼくは勝てない試合には今出ません」と書く。

 

石川遼選手は、現実の出来事によってネガティブな思考になり、感情と行動がブレてしまうことの危険性を、すでに知っていたように思われます。

東尾理子(プロゴルファー)

東尾理子選手は「ゴルフショットでボールを左に飛ばしたくない」という否定形の発言は、ボールを左に飛ばすことを願っているようなもの。だから「右に打つ」と思えばうまくいくと発言。

 

人は「酸っぱいレモンを想像しないでください」と言われても想像してしまうように、思考に「否定形」が通用しません。

全てを「肯定形」で思考することが、前向きな感情と行動をするコツであることを、東尾理子選手は知っていたようです。

タイガーウッズ(プロゴルファー)

タイガーウッズは、試合中に対戦相手のボールも「入れ!」と願う。

 

脳には「主語」の概念がないため、他人に「入るな!」と願うと、自分にもその影響が及びます。また、脳には「ミラーニューロン」という、他人の行動に自分が影響される仕組みがあります。

 

タイガーウッズは、理想の思考・感情・行動をする人と共に過ごすことで、自分も理想の人間になり、夢に近づくことを知っていたのでしょう。

 

引き寄せの法則で成功した芸能人の体験談17選

引き寄せの法則で成功した芸能人

マツコデラックス

マツコデラックスは、テレビ番組「怒り新党」にて「世間が全く見向きしなくても、自分は絶対面白い、絶対受け入れられるっていう無謀な自分がいた」と発言。

上島竜兵(ダチョウ倶楽部)

上島竜兵は、売れない頃から、映画ポスターに自分の写真を貼り、有名俳優と一緒に活躍する自分をイメージしていたとテレビで発言。

矢部浩之(ナインティナイン)

99矢部浩之の引き寄せの法則

 

吉本のお笑い養成所NSCに入る前。高校卒業文集にて「2丁目劇場をしきって、ダウンタウンの位置をいただきます。東京に進出して、とんねるずの位置をいただきます。エレベーター式にたけしの位置をいただくと同時に、欽ちゃんはその時点でおびえています」と書きつづる。

エドはるみ(笑い芸人)

吉本に入る前の無名時代から、趣味のマラソンを走りながら「24時間テレビのマラソン」を走っている自分をイメージしていた。夢が現実になる。

尾田栄一郎(漫画ワンピース作者)

尾田栄一郎は、漫画家を目指すために大学を中退。その当時から「有名になるから」といって、周囲に自分のサインを配っていた。

矢沢永吉(ミュージシャン)

矢沢永吉は、キャロルでデビューして間もない無名時代から「金持ちになる」「キャデラックに乗って、たばこ屋にタバコ買いに行く」などを発言し、全てを現実化している。

 

また、地方コンサートの宿泊ホテルが、手違いでスウィートルームが「ツインルーム」になった件があった。その際、スタッフが矢沢永吉に了承を得ようとしたとき「オレは良いけどYAZAWAが何て言うかな?」と発言。

 

ここから、矢沢永吉が自分の定義(セルフイメージ)を下げないことを意識し、思考と行動がブレないようにしていたことが伺えます。

松田聖子

鏡に向かって「私はかわいい」と言うのを習慣にしていた。また、あるテレビ番組の企画打ち合わせで、構成作家に対して「おもしろいけど、松田聖子はこんなことしない」と発言。

 

矢沢永吉と同じく、松田聖子も自分のセルフイメージを大切にし、思考が汚れない努力をしていることが分かります。

布袋寅泰(ギタリスト)

布袋寅泰は、海外のドームコンサート前で「このドームでコンサートするのは、もう自分の中では 決まっている。あとは、それはいつになるのかなだけ」と発言。

aiko(シンガーソングライター)

デビュー前から、ミュージックステーションに出た自分をイメージする。登場時の階段はどうやって降りて、司会のタモリに「関西出身だよね?」と言われたら、どう答えようか考えていた。

西脇綾香(Perfumeあーちゃん)

目標を書いた紙を、部屋の壁に貼っている。また、某レコード店の壁に目標を書き、オリコンチャート1位が実現したと発言。

平井堅(シンガーソングライター)

大学時代に住んでいた四畳半の部屋の壁に「歌手になる」と書いた大きな紙を貼っていた。

斉藤和義(シンガーソングライター)

「ずっと音楽で食っていく以外には考えたことなかった。最初から武道館でやってる絵が浮かんでいた」と発言。

宇多田ヒカル(シンガーソングライター)

宇多田ヒカルは「CubicU」という名義で活動していた無名時代から「海外のプロデューサーと一緒に仕事して世界で売り出したい」と発言していた。

松浦亜弥(歌手・タレント)

松浦亜弥は、「私はかわいいんだって、周りがなんて言おうと思い込んでいたから芸能人になれた」と発言。

レディーガガ(ミュージシャン)

レディーガガは無名時代から「私は大スターだ」と思って町中を歩いていた。また、高校の時、多くの友達が「将来Googleで働きたい」って言う中、自分は検索される側になりたいと思っていた。

佐藤隆太(俳優)

佐藤隆太は、高校生の頃からマンガで読んでいた「ルーキーズ」が実写版になれば、自分が川藤役をすると考えていた。

中谷美紀(女優)

中谷美紀は「自分の願いが叶った瞬間をイメージすると、笑っちゃうぐらい願いが叶う。それは、私がこういう仕事をしているのは別に特別じゃなくて」と発言。彼女が、毎日5分の瞑想を習慣にしているのは有名。

まとめ

極めて重要なので繰り返しますが、人間は毎日10万回の思考、感情の変化を繰り返しています。

 

正直、全ての思考を、夢実現にとって都合の良いものにはできません。嫌なことがあれば、ネガティブな思考になることもあるでしょう。

 

しかし、引き寄せの法則によって夢を現実化した有名人たちは「思考のコントロール技術」が、人よりも上手だったことが体験談から伺えます。

 

思考とは習慣です。悪いことばかりを思考する癖があるか?良いことばかりを思考する癖があるか?ここが決定的な命運を分けます。

 

自分の現状に満足していない人、何をやってもうまくいかない人は、まずは自分の「思考の癖」を客観的に分析することから始めてみませんか?

 

引き寄せの法則とは技術であり、日々の思考の積み重ねである。この本質さえ外さなければ、誰でも夢を叶えることは可能なのです。

 

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