職場で孤立する人は「人として嫌われる態度」を、無意識に取っている可能性があります。

 

もちろん、嫌な上司や同僚がいるなど、他人に原因を押し付けたくなる気持ちも分かります。ただ、相手の態度とは「自分の態度の映し鏡」の可能性もあります。

 

職場で嫌われる人に共通する11の共通点を知り、自分に当てはまっていないかを、客観的にチェックすることから始めてみませんか?

 

原因さえ自覚できれば、それを改善すればOK。それだけで、職場に馴染めない状態から、職場で慕われる人へと劇変することは可能なのです。

 

場の空気が読めない

仕事場で空気が読めない人

 

職場は、仕事がしやすい環境であることが理想。お互いが集中して効率的に仕事できる環境が求められます。そのため、場の空気が読めない人は非常に嫌われます。

 

例えば、相手の神経をイライラさせる言動がそうです。ところが、無意識に失礼なことをしてしまうのが、場の空気が読めない人の特徴のため、直すためには工夫が必要です。

 

まずは、自分の「無意識の態度」を強く意識することから始めましょう。

 

場の空気が読めない人は、悪気のない鈍感さがあります。例えば、椅子に大きな音をたてて座る、物を投げる、キータッチがうるさい、咳やくしゃみが激しいなどがそうです。

 

日常の些細な振る舞いに、意識を集中させる時間を持ちましょう。そうすることで、場の空気とは何なのか、その感覚が少しずつ掴めるようになり、周囲に配慮できるようになります。

気が利かない

気が利かない人は仕事ができない

 

職場で好感度が高い人は、共通して「気が利く人」と言っても過言ではありません。

 

例えば、寒そうにしている人がいたら空調を調節してあげたり、困ってそうな人がいたら「手伝いましょうか?」と声かけをするなど、相手の気持ちを察知して、先読みで行動できる人です。

 

ただし、気が利かない人が、自力で気が利くようになるのは非常に困難。なぜなら、空気が読めない人と同じく「無意識の鈍感さ」によるものだからです。

 

職場で評判の良い人の言動を観察し、モデリングすることをお勧めします。全てを完璧にモデリングするのは不可能なので「1日1つ真似する」などと決めて、少しずつ近づいていきましょう。

 

気が利く人は、職場で好かれるだけでなく「仕事ができる人」にもなります。「はたらく=はたを楽にする」という様に、仕事とは相手の悩みを汲み取り、解決してあげる営みだからです。

人によって態度を変える

人によって態度を変える人の心理とは?

 

職場だけでなく、人間関係全般で嫌われるのが「人によって態度を変える行為」です。仕事は「利害関係」が表われやすいため、この態度が顕著になる傾向にあります。

 

上司や先輩には媚びるが後輩には厳しく冷たい人や、好き嫌いが激しく特定の相手だけを贔屓する人は要注意。これは「人に優劣をつけている行為」のため、職場で非常に嫌われます。

 

また、自分の価値観やルールに当てはまらない人を毛嫌いする「排他的な態度」でもあるため、仕事場で孤立しやすいタイプとも言えます。

 

これらの態度を取ってしまう原因は「好かれたい&評価されたい」という心理が根底にあるためです。他人から好かれたいが故に、自分を認めなさそうな人にバリアを張り、自己防衛しているのです

 

しかし、職場で好かれる解は、相手によって態度を変えないことです。

 

この矛盾に早く気づくこと。そして、価値観の違う人とでも堂々と接するためには「揺ぎない自分軸(自信)」を持つこと。これが、職場で好かれる人への近道です。

仕事がマイペースすぎる

マイペースすぎる人は仕事ができない

 

仕事がマイペースすぎる人も、職場で嫌われる傾向にあります。仕事は共同作業のため、相手に合わせてタスクをこなすことは非常に重要です。

 

例えば、上司や同僚に頼まれたタスクを、約束の期限までに終わらせない。また、必死に終わらせようとする態度も見せず、マイペースな振る舞いを優先する人がそうです。

 

このタイプの人は、忙しいときでも休憩を堂々としたり、どうでも良いおつかいに行って帰って来ないなど、仕事仲間をイライラさせる悠長な態度を平気でする傾向にあります。

 

マイペースが全て悪いとは言いません。しかし「自分ができるペース」を把握しておくことは必須。なぜなら、期限や約束どおりにできないと判断できれば「事前報告」ができるからです

 

これをすることなく、何食わぬ顔でマイペースにいるから、無責任な人だと思われ、職場から孤立するのです。「私にはできません」と正直に断った方が、嫌われることはありません。

感情が抑えられない・露骨に出す

感情が激しいのは病気?

 

職場で感情的になる人は、大人の対応ではなく「子供の駄々」と本質が同じです。そして、この本質とは「私を認めてほしい!」という心の叫びでもあります。

 

職場で感情が抑えられない人は「自分を愛すべきなのは、他人ではなく自分である」というマインドセットを持つことが重要です。

 

また、仕事で失敗したとしても、評価されたのは「仕事の結果」であって「あなた自身」ではありません。つまり、あなたそのものが否定されたわけではないと考えれば、感情を抑えることができるはずです。

 

職場で評価される人は「理詰めで物事を考えて行動できる人」です。前述したマインドセットを頭に入れるだけでも、論理的で感情に影響を受けにくい行動がとれるはずです。

 

職場で感情を露骨にすると、仕事仲間の心にストレスを与え、戦々恐々とさせます。また、感情的な人は「他人の責任」にして、感情を落ち着かせようとする傾向もあります。

 

仕事における責任転嫁は、最も嫌われる行為です。最終的には「会社のお荷物」と思われ、誰も近づかなくなり、孤立する危険性もあります。

自分の仕事しかしない・手伝わない人

仕事を手伝わない人

 

自分の仕事しかしない人は「実利」を最優先に生きているため、人間味がなく、職場で嫌われる傾向にあります。

 

「私は給料以上の仕事を十分こなしているから、それ以上やるのは利益にならない。」このような唯物論的な観念が根底にあるため、上司から手伝うように命令されても平気で断ります。

 

もちろん「余計なおっせかい」は不要ですが、仲間が本当に困っているなら手伝ってあげる。そんな「温かい心」を持つことが、職場で慕われるという「給料以上の恩恵」につながります。

神経質で細かいことが気になる性格

神経質で指摘ばかりする人の心理

 

仕事を丁寧にすることは大切ですが「神経質」がたたり、相手の仕事の粗探しをしてしまう人は危険。細かいことばかりに目をつけ、指摘する行為は嫌われるもとです。

 

神経質な人が気になることは、他人にとっては「どうでも良いこと」のケースが往々にしてあります。そのため「ネチっこい性格」だと思われ、職場で孤立する原因となります。

 

これは、上司や先輩から教えを乞う立場であっても同じです。「これはこうですか?ああですか?」と、いちいち細かいことに意見を求める行為も、職場で嫌われます。

 

また、神経質になりすぎると、物理上どうしても仕事が遅くなります。また、周囲も時間を奪われ、職場全体の効率が悪化します。その結果「迷惑な人」と評価されます。

 

細かいことが気になって仕方ない人は、他人のことよりも自分の欲求を優先している心理なのを自覚すべき。自分矢印から他人矢印に切り替え、相手が心地良い環境を作りましょう

 

それでも辞められない人は、不安障害や脅迫観念が原因の可能性があります。心理療法を受けることをお勧めします。

ノリが悪い

ノリが悪い悩みを直したい

 

職場には色々なテンションの人がいます。その中で、職場を仕切るのは「ノリの良い人」になりがち。彼らのペースで物事が進むことも往々にしてあるかも知れません。

 

ノリが悪い人が、ノリの良い人に合わせる必要はありません。ただ、人間はタイプの違う人を過剰に毛嫌いし、敬遠してしまいがち。

 

「ノリが違うから関わりたくない!」

 

そんな、強い固定観念を作り、殻に閉じこもってしまうケースがあります。これは、職場で孤立する道のため、あなたのためにも良くありません。

 

ノリが悪くても自分のキャラを壊す必要はありません。「楽しもう」という前向きなマインドで、自分の世界観を持って楽しめば良いのです。むしろ、自分の世界観で空気を染めてやれば良いのです。

 

ノリが良いだけの世界は単調で面白くありません。その中で、クールで落ち着いた人、テンションは低いが面白いことをつぶやく人・・・色々なキャラがあってこそ楽しいもの。

 

相手のノリに、頭ごなしに拒否するのではなく、自分のキャラを尊重しつつ受け入れること。意外な共通点が見つかり、関係が一瞬で深まることもあるものです。

仕事中に文句や愚痴ばかり言う

職場で愚痴や文句ばかり言う人

 

仕事中に文句や愚痴など「ネガティブな言動」が多い人は、例外なく嫌われます。

 

職場は、精神的なストレスが多い環境のため、少しでもポジティブな気持ちでいたい人ばかり。その中で、愚痴や文句を連発するのは、さらに相手にストレスを与える行為です。

 

いずれ、人が離れていき、職場で孤立することになるでしょう。

 

また、ネガティブな言動ばかりする人は「ネガティブなことを探すのがうまい人」のため、仕事の失敗やトラブルを引き寄せやすい人でもあります。

 

その結果、さらに心が病んでいき、愚痴や文句が増えるという「負のスパイラル」に陥り、ますます職場で嫌われるでしょう。

 

辛いときにポジティブな言動ができる人こそ、職場で慕われる人。ネガティブ思考は単なる癖なので、思考習慣を変えて改善していきましょう。

偉そうな態度をする

仕事場で偉そうな態度をする人

 

職場は競争社会のため、自分の優位性を誇示すべく「偉そうな態度」をする人がいます。自分が作ったルールで他人を裁き、優越感を得ようとしているのです。

 

このタイプの人は、自分のライバルが現われると、保身のため、露骨に足を引っ張ったり、悔しさの感情を爆発させる傾向にあります。そして、職場の雰囲気を悪くします。

 

偉そうな態度をしてしまう人は「心の底にある恐れ」が原因であることを自覚しましょう。仕事に競争は付きものでしょうが、職場で嫌われるほどの負けず嫌いは逆効果です。

 

仕事はチームプレイであること。あなたに協力する人がいなくなれば、大きな仕事はできないことに気づき、支えてくれている人々を忘れず大切にしてください。

人に感謝しない・敬意を払わない

感謝できない人間の心理

 

人に感謝しない、敬意を払わない人も、偉そうな態度を取る人と同じく「自分一人で世の中を生きている」という、間違った認識があります。

 

このタイプの人は、自分のことしか頭にないため、自分の言動が他人にどんな影響を与えているかイメージできません。そのため、他人を軽視した態度が平気で取れるのです。

 

蛇口をひねれば水が飲めるのはなぜ?スイッチひとつで電気がつくのはなぜ?スーパーに豊富な食料があるのは・・・多くの人々のおかげで、自分が生かされていることに気づくべきです。

 

仕事も同じく、あなたが達成した「仕事の成果」は、決してあなただけで成し遂げたわけではありません。色々な人々の助けがあったはずです。

 

過去、自分が達成した成果を紙に書き出し、そのときに助けてくれた人や物を書き出してください、ペン1本を使ったなら、それを作ってくれた人も、あなたを支えてくれた人なのです

 

こんな簡単なワークをするだけで、自分が多くの人々に支えられていることに気づき、感謝の気持ちが沸々とわいてくるはず。

 

成功者が良く言う「おかげさまで」という言葉の本質はこれです。人に感謝や敬意の念が持てるようになれば、精神状態が良くなって人間関係も円滑に。職場で嫌われることはなくなります。

仕事がだらしない・がさつ

がさつな人は嫌い

 

細かすぎる人も嫌われますが、がさつでだらしない人も職場で嫌われます。

 

このタイプの人は、大切な資料やファイルをなくす、メールを送っても読まない、約束を守らないなど、あらゆるところに良い加減さが目立ちます

 

また、だらしなさは見た目にも波及し、髪がボサボサ、フケだらけ、服が不潔、口臭など「第一印象」も悪くなる傾向にあります。

 

だらしなさは、意識ひとつで直せること。職場の人から生理的に嫌われる要因にもなるため、心当たりのある人は今すぐ改めましょう。

 

まとめ

職場で嫌われる人の本質的な共通点は1つ。それは「相手への思いやりの欠如」に尽きます。自分を優先する考え方、言動を取っている人が、職場で嫌われる人だと定義できます。

 

もちろん、仕事はシビアな世界なため、周囲を敵視してしまう気持ちも分かります。

 

ただ、自分の手柄は他人の手柄でもあると考えられる人や、周囲に気遣いや感謝ができる人の方が、職場で慕われ、結果的に仕事の成果につながるもの。これが世の摂理です。

 

職場で馴染めないことを他人の責任にする前に、一度、自分の日常の態度を客観的に見つめなおし、上記のパターンに当てはまっていないか分析してみましょう。

 

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