職場の人間関係に疲れたという人は、真面目で繊細な人。何でも敏感に受け止め、なんとか改善しようとする努力家です。

 

しかし、その真面目で繊細な性格が、ネガティブに作用してしまうと、職場の人間関係を悪化させる危険性があります。

 

全ての物事は、考え方一つで光にも闇にもなります。職場の人間関係の疲れから解放され、人付き合いが楽しくなる11の思考法を公開しましょう。

 

職場でのライバル意識や闘争心を捨てる

職場の闘争心を捨てる

 

職場の人間関係で疲れてしまう本質は「闘争心」です。

 

仕事ができなければ見下され、だからと言って優ぐれた仕事をすれば嫉妬される。職場の人間をライバル視するかぎり、精神的な緊張からは逃れられず、人間関係もギスギスならざるを得ません。

 

職場の人間関係を良好にするには、あなたから率先して「闘争心」を捨てること。たとえ、周囲が闘争心むき出しであっても、あなたは戦いから一抜けするのです。

 

その途端、心が一気に楽になるはずです。

 

本来、会社の仕事とは「チームワーク」です。サラリーマンがやるべきことは足の引っ張り合いではなく、組織のために自分のスキルを磨き、チーム力の向上に貢献すること。

 

起業家や歩合の営業など、個人プレーの仕事においては、闘争心は必要かも知れません。しかし、一般的な職場での闘争心は、単に自分を良く見せたい「エゴイズム」にすぎません。

 

エゴをむき出しにする態度は大人がやることではなく、赤ちゃんや子供がすること。そう解釈すれば、職場の仲間たちに闘争心を持つことが、バカらしくなるはずです。

 

必死な彼らを、子供を見るような目で「かわいいな」と捉えることができれば、その時点で「あなたの勝ち」です。

くだらないプライドは捨てる

職場の人間関係にプライドは不要

 

闘争心とはエゴであり、プライドの表れ。自分を尊重してほしいというプライドが強い人ほど、他人との優劣を気にします。

 

そのため、仕事でミスをした人間を「あいつは仕事ができない」と非難してみたり、自分よりも優れた仕事をした人間の足を引っ張ったり、そんな「他人を蹴落とす言動」が強化していきます。

 

このような言動をする人が、良い人間関係を築けるはずがありません。

 

また、プライドが強いほど自意識過剰になり、他人の評価が気になって仕方なくなります。結果、失敗を恐れてしまい、行動に自信がなくなります。プライドとは「劣等感の裏返し」でもあるからです。

 

プライドは人間関係を悪化させるだけでなく、劣等感をも強化させてしまう無駄なもの。飾らない「ありのままの自分」でいることが、職場の人付き合いを良好にする基本だと考えてください。

「仕事ができる人」を演じない

仕事をできるフリをしない

 

エゴやプライドによって「仕事をできる人」を演じることは、自分の首を絞める行為です。なぜなら、自分の力量とは関係なく、仕事ができる人を演じなければならないからです。

 

自分を良く見せるために力量以上のことに手を出せば、結局は、周囲に尻拭いをさせてしまうこととなり、あなたへの評価は下がります。

 

重要なので繰り返しますが、エゴやプライドは、職場の雰囲気や人間関係を悪くする根源です。また、自身の精神を疲れさせてしまう猛毒でもあります。

 

偽りの自分を演じることなく、自分の力量を正確に把握し、周囲と協調すればOK。会社員の本来の使命は「チーム力の向上」なのですから。

自分から率先して「挨拶」をする

職場で挨拶して無視されても折れない

 

自分から率先して挨拶するという態度は、職場の人間関係を良好にする強力な効果があります。

 

当然ですが、他人から笑顔で挨拶をされて嫌がる人はいません。また、ほとんどの人には、挨拶をすれば挨拶で返す習慣があるため、挨拶から何気ない会話につながってコミュニケーションも取れます。

 

ただ、職場によっては人間関係がギスギスしていて、挨拶をしても無視されるケースもあるかも知れません。その場合は「○○さん、おはようございます」と、名前を添えることで、返事を誘導しましょう。

 

この時点で「自分から挨拶するのはシャクだ」と感じた人は、エゴやプライドに囚われていると自覚しましょう。挨拶は、無駄なエゴやプライドを消し去るためのトレーニングにもなるのでおすすめです。

 

挨拶を毎日続ければ、職場の雰囲気も人間関係も好転します。また、自分の心もポジティブになるため、仕事に積極的に取り組めるようになります。仲間や協力者が増える可能性もあります。

 

世の中は、他人に与えることで、それ以上の果実が返ってくる仕組みになっています。これを「鏡の法則」と言い、このメカニズムは量子力学でも証明されています。

こまめに話しかける

職場に会話がないのは人間関係を悪くする

 

職場の人間関係を良くするには、相手を褒めなければならないと考えがちですが、そうではありません。

 

人間関係を良好にする答えは「褒める」ではなく「承認する」です。

 

人間には誰しも、自分の存在を認めてほしいという「承認欲求」があります。褒めることも承認に違いありませんが、それよりも人は「ありのままの自分」を承認してほしいもの。

 

そのため、成功したから失敗したから声をかけるではなく、何げない時にたわいもない声をかけることが、人付き合いを良好にする極意です。

 

挨拶でも天気の話でも何でも構いません。こまめに話しかけることで、相手は承認欲求が満たされ、心が癒され、職場のよりどころとして、あなたを慕うでしょう。

贔屓や媚びる態度をやめ、全ての人と平等に接する

職場で媚びる人や贔屓する人は嫌われる

 

特定の人だけを贔屓し、媚びる態度は、それ以外の人の「承認欲求」を傷つける行為です。

 

人間は、どうしても好き嫌いがあるため、すべての人に対して平等に接することはできません。特に、職場においては、この傾向が強い場合があります。

 

だからこそ、相手を褒めるよりも、たわいもない話かけによって承認欲求を満たしてあげた方が、人間関係を良好にできます。全ての人とフラットな関係で付き合えるからです。

 

そのような平等な付き合いをしている人は、いざ相手を叱る場合でも「私のことが嫌いだから叱るのだ」と誤解されることはなく、フェアな意見として伝わります。

 

つまり、尾を引かないため、良好な人間関係が永続できます。

プライベートの話題を共有する

職場でプライベートな会話は有効

 

職場の人とプライベートな話をし、仕事以外の会話を共有することで「闘争心のない空間」を作ります。そうすることで、相手もあなたとの会話を「癒しの場」と捉えるようになり、人間関係が良好になります。

 

職場の人々も、あなたと同じ人間。競争したくてしているわけではありません。あなたからプライベートの話を投げかけることで、相手の警戒感を解きほぐしてあげましょう。

 

そうすることで、敵ではなく「戦友」という、良い関係が築けます。

職場では褒める場所と叱る場所を配慮する

職場での褒め方と叱り方

 

相手を褒めるときは、大勢がいる所で褒める。相手を叱るときは、誰もいない所で叱る。そうすることで、相手はあなたの配慮を評価し、あなたの人間性に好意を持つようになります。

 

ところが、多くのサラリーマンは、大勢の前で仲間の悪口や愚痴を言い、エゴやプライドが邪魔して、仲間をなかなか褒めようとしません。

 

このような態度ばかり取っていると、自分も悪口を言われていると考えてしまい、他人の評価が気になって自信を失うようになります。

 

他人に取ったネガティブな態度は、自分にもネガティブな形となって返ってきます。相手が喜ぶことをしてあげれば、あなたにとって良いことが返ってくるのが世の法則です。

物事の解釈をリフレーミングする

出来事の捉え方を変える

 

職場の人間関係に疲れた人は、あなたの身に起こった出来事を「ネガティブ」に解釈する癖が強いと考えてください。

 

職場には気の合わない人も沢山います。エゴやプライドが強く、他人を蹴落とすことばかり考えている人もいるでしょう。

 

しかし、彼らの言動で、自分の感情を悪くするのは避けるべきです。相手の言動によって嫌な感情になれば、ネガティブな思考が膨らみ、相手への嫌悪感が強化されるだけからです。

 

あなたのネガティブな感情は、相手にも必ず伝播します。これが、悪口や陰口の火種となり、ますます険悪な人間関係へと発展するリスクがあります。

 

たとえ、相手の言動に非があっても、それに引きずられて、あなたもネガティブになる必要は一切ありません。

 

それよりも、相手の悪い言動を「反面教師として教えてくれているのだ」と、前向きに解釈してください。これを「リフレーミング(出来事の枠組みを変える)」と言います。

 

あなたは、反面教師と同じことをしてはいけません。自分がしてほしくないことは相手にしない。自分がしてほしいことを相手にしてあげる。そのような態度でいれば、相手からも必ず良いことが返ってきます。

 

ネガティブ思考は、ネガティブな出来事しか起こさない。ポジティブ思考は、ポジティブな出来事しか起こさない。このマインドセットを持ち、嫌な人とも前向きに付き合ってみましょう。

 

そうすることで「良い流れ」が起こり始めます。

「他人を変える」という考え方をやめる

相手の気持ちを変える方法

 

職場の人間関係に疲れたという人は、他人に対して「変わってほしい」という欲求が強くありませんか?

 

あなたがいくら叱ろうが批判しようが、他人を変えることは極めて困難です。なぜなら、人間の変化とは「本人が変わらなければならない」と気づいたときにのみ、実現するからです。

 

あなたがやるべきことは、説教や批判による「外部圧力」で相手を変えることではなく、相手に気づいてもらうには、何をすべきかを考えることです。

 

外部圧力では、人は絶対に変わりません。一瞬、変わったように見えることもあるでしょうが、これは外部圧力から逃れるための一時的な対応で、相手はすぐに元に戻ります。

 

そして、また腹が立って暴力的な言動で外部圧力をかけたくなる・・・このような負の連鎖が続き、人間関係がどんどん劣悪になっていくのです。

 

あなたが人間関係の疲れから解放されたいのなら、相手を変えようとしないこと。相手に気づいてもらうためには、自分はどうすべきかを考え行動するだけです。

 

このような思考になると、相手との信頼関係を深めようとか、尊敬してもらえる存在になろうとか、自分が模範になろうとか、ポジティブな方策がどんどん見つかるようになります。

職場で一目置かれる「得意分野」を持つ

職場で一目置かれる存在になる方法

 

職場の人間関係に巻き込まれない人は、周囲から「この人にはかなわない」と思わせる「得意分野」を持っています。これは、多くの会社で共通する傾向です。

 

その理由は簡単で、職場にどうしても必要な存在になれば、ぞんざいな扱いは誰もできなくなるからです。また、優れた何かを持っている人は「敬意の対象」として見られるためです。

 

コミュニケーションを大切にするのも重要ですが、何らかの仕事にズバ抜ける努力もしてみてください。そうすることで、人間関係のしがらみと無縁の立場になれます。

 

得意分野を見つけるコツは、あなたが仕事で人一倍こだわってしまうこと、気が付けば熱中してしまうことのリストアップです。そこに、あなたが「一目置かれる分野」が眠っている可能性があります。

 

まとめ

会社とは、出世や手柄などの「利害関係」が発生する場のため、衝突しやすく、どうしても他人の嫌な部分が見えてしまう環境です。

 

だからこそ、どんな理不尽な言動をされても「気にしない」という割り切りが重要になります。人間関係に疲れてしまう人は、全てを真剣に受けてしまう、真面目で繊細な心の持ち主と言えます。

 

しかし、繊細な性格のあなたは、人が気づかないことに気づけ、価値の高い仕事ができる人です。真面目な性格も、仕事にしっかり取り組み、堅実に結果が出せます。

 

つまり、悪口や批判、理不尽な出来事にフォーカスするのではなく、仕事にフォーカスを集中すれば、あなたは必ず素晴らしい成果をあげる人材になります。

 

そうすれば「一目置かれる存在」になり、職場の人間関係に巻き込まれない立場になれます。

 

職場の人間関係を重く受け止めてしまう人は「適当にあしらっておけば良い」というルーズさを持ち、その上で今回お話した11のスキルを活用してみてください。

 

あなたの心が平安になれば、職場の人間関係もきっと平安になるものです。

 

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