
仕事や勉強、何か事を始めるのに最も必要な要素が「モチベーション」です。このモチベーションが充実していなければ、どんなに重要な事であっても満足に手がつきません。
そんな物事を成し遂げるために重要な「モチベーション」をアップし、高い状態で維持し行動し続ける14の方法を紹介します。
この記事の目次
大きな目標の前に「小さな目標」を設定する
仕事や勉強に取り組む際に、目標を設定することが多いのではないでしょうか?
仕事であれば売り上げを上げることや、出世を目指すこと。勉強であれば希望する資格の取得や志望校の合格など。これらの大きな目標を達成するためには、その道筋をはっきりさせる計画を立てる必要があります。
その計画の中には小さな目標を組み込みましょう。小さな目標は大きな目標の道筋に沿って、達成しやすいものを立てるようにしましょう。
小さな目標を成し遂げた達成感は大きな目標へと進むモチベーションになりますし、大きな目標へ近づいていることが自覚でき、さらなるモチベーションにつながります。
周囲の人に「宣言」する
周囲の人に対して「自分は必ず良い結果を出してみせる!!」と宣言してしまうのです。この方法は外向的な人、特に周囲から期待を寄せられることを好む人には効果的です。
周囲の人が、自分の目標を知っていることが良い刺激となり、モチベーションを引き出し、高い状態で維持することが可能になります。
達成した光景をイメージングする
想像力はモチベーションを高めるのに重要な存在です。特に、やや飽きが発生したり中だるみの状態になった時に有効です。
自分が今行っている作業や勉強が実を結び、目標が達成しているところを鮮明に想像しましょう。
上司や同僚からの賞賛、親や友人達から祝福されている状況等を想像すると、今、自分が行っていることにはしっかりと意味があると認識できるはずです。
また、過去に達成した経験を思いだし味わう形で想像すると、より強いモチベーションのアップが図れるでしょう。
一旦、違うことをやってみる
目標に向かって一つの作業を繰り返している場合、どんなに忍耐強い人でもマンネリ化は避けられません。
マンネリ化は、モチベーションを下げる要因の一つなので、自分の行っている事がマンネリ気味に感じたら別の作業や勉強に手を付けてみましょう。少し違うことをするだけでモチベーションの回復になりますし、普段とは違う視点で自分が行っている作業や勉強法を見直すきっかけにもなります。
また、そうすることで、より効率的に進めるための「アイデア」がひらめくケースもあります。こういった新たなアイデアは、モチベーションのアップにも繋がってくれるでしょう。
とりえず5分だけやってみる
仕事や勉強をしようとしても、なかなか手につかなかったり、本腰が入らない時は誰にでもあります。
そういった時、おおよそ頭の中では「あれをして、これをして、最後は?」と言った風に、全体の事を考えてしまい、これから行う事をより面倒に感じている場合が多いです。
ですので、全体の事を考えるのではなく、今から自分が行う目の前の事だけを、ひとまず5分間だけ取り組んでみましょう。
少し取り組んでみるとそこに勢いが生じ、モチベーションが高まっていきます。
運動でモチベーションを発火させる
体を動かすことは、モチベーションを高めるのに有効な手段です。特に、体を素早く動かす事はモチベーションとテンションを高めるのに有効です。
逆に、ゆったりと動かすストレッチ運動はリラックス効果があるため、仕事や勉強の間の息抜きとしてモチベーションを維持するのに活用しましょう。
無駄なものを封印する
あれもこれもと様々な事を考えていると気持ちが分散してしまい、モチベーションを高い状態で維持することができません。
こういった場合は、目の前の作業に集中するために、それ以外の作業や思考は一旦封印してしまいましょう。
取り組むべきことが明確になり、絞られていくほど、無駄なことに意思のエネルギーが消耗しなくなり、モチベーションが向上します。
自分がなりたい人物になりきる
自分が最終的にどうなっていたいかを想像することでモチベーションを高められることは最初に述べましたが、その際に非常に有効な方法があります。
それは自分がなっていたい状態に「既になっている人」を真似てみるのです。
その人物の行動パターンをなぞることで、目標設定や目標達成の為の具体的な行動が明確になり、モチベーションが高まります。
しっかり寝る
しっかりと睡眠を取ることも、モチベーションを高い状態で維持するために必要不可欠です。
体や脳の疲れが取れていない状態では、集中力や思考が低下し、モチベーションをあげることが困難です。
徹夜はもちろんのこと、睡眠時間が短い状態が数日続くと、睡眠不足が蓄積され、ほぼ徹夜を行った時と同じ状態になります。
そのために、睡眠はしっかり取ること。できれば規則正しいリズムで生活を送ることで、モチベーションが湧きやすい体が整います。
環境を変えてみる
同じ環境下にいると、次第に「慣れ」が生じてきます。
これはルーチンワークのように繰り返し行う行動においては「習慣化」となって良いのですが、モチベーションを必要とする行動においては「マンネリ化」となりマイナスの要素ともなり得ます。
そこで「マンネリ化」を避けるために環境を変えましょう。
新たな環境に入ると、人は少なからず緊張が生まれます。この緊張が刺激となり、モチベーションアップにつながります。「新鮮な気持ち」はモチベーションアップにはとても良い材料なのです。
自分よりレベルの高い人と行動を共にする
現在の自分よりもレベルの高い人と行動することは、取り組み方の勉強にもなりますが、あなた自身のモチベーションアップにつながります。
なぜなら、高いレベルで行動している人は、その行動に伴った高いモチベーションを兼ね備えているからです。
共に行動する人のモチベーションは、あなたのモチベーションに伝播し「自分も負けていられない!」と、あなたのモチベーションに火を灯してくれるはずです。
食べたいものを食べる
精神は身体の状態と連動していますから、空腹を感じている状態ではモチベーションは上がりません。ですから、その時に自分が食べたいものを迷わず食べるようにしましょう。
具体的なメニューが思いつかない時は「甘いもの」「香辛料の効いたもの」「温かいもの」など漠然としたものでもかまいません。身体が欲しているものを食べるのです。
これは「自分へのご褒美」という意味合いでもモチベーションアップの方法と言えます。ただし満腹になってしまうと眠気に襲われるので避けましょう。腹八分目が大切です。
RPGゲームの感覚で取り組んでみる
多くのゲームは、プレイヤーがゲームのキャラクターを操作し、そのキャラクターに様々な経験をさせてレベルアップさせたり、アイテム等を使ってパワーアップさせたりと成長させます。
この感覚と同様に、プレイヤーを自分に設定し、自分を俯瞰した状態で作業に取り組んでみましょう。
そうすることで、自分の長所はどのようなところか、今日の経験から何を学び身につけたか(レベルアップしたか)、今の自分に足りないところをどのように補うか(アイテム等によるパワーアップ)の考察を、楽しみながら行うことができます。
内省と点検を行う
このテクニックは、今まで述べてきたモチベーションアップの方法とは、少し意味合いが違います。
今まで述べてきた方法は「今、これから取り組むこと」に対してモチベーションを高める方法ですが、「内省と点検」とは「明日、取り組むこと」に対しても、高いモチベーションで挑めるように整える技術です。
仕事や勉強に取り組んだ時、どのような感情が働いたかに注目してみましょう。
人間のモチベーションは、感情の状態で決まります。取り組んだ行動に対して、どのような感情が働いたかを考察することは、明日のモチベーションを整えるのに大変有効です。
また、自分自身の成長段階の確認や、何が助けになったか、何が阻害要因となったかを、冷静に分析することもできます。
まとめ
モチベーションの源泉は3つ。それは、自分のことは自分で決めるという「自律性」、より成長したいという「成長欲」、自分とつながる世界を良くしたいという「使命感」です。
この3つをコントロールするためにも、今回紹介した方法を使用し、高いモチベーション発揮してください。あなたが、望ましい成果を手にされることを心より願っています。