「負けない心の作り方を知りたい!」

 

その答えは、強い心を持っている人物をモデリングすることが、最も確実で早い方法です。幸い、彼らは「名言」という形で、心を強くする方法を明かしています。

 

強い心を作り、大きな成功を遂げた「本田圭佑選手の15の名言」から、負けない心の作り方を入手してください。

 

1年後の目標を明確にする

目標の明確化

一年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。

 

私たちは目標をすぐに忘れ、日常のぬるま湯に甘んじます。しかし、強い心を持って目標を達成する人は、常に目標を明確化する工夫をしています。

 

具体的には「1年後に達成したいこと」を紙に書き出し、1日の始まりと終わりにインプットする方法がそうです。

 

1年後の目標を目に入れると、今月はここまでの距離を進まないといけない。今月が残り2週間しかないのなら、2週間にここまでの作業を終えないと目標達成に至らない・・・

 

このように、1年後の目標を毎日インプットすることで、やるべきことのタイムリミットが鮮明になり「危機感」が得られます。これは、目標達成の行動モチベーションになります。

 

本田圭佑選手だけでなく、目標を達成できる人の多くは、1年後の目標、さらに10年後、30年後の目標まで明確化し、今日やるべきタスクにまで落とし込んでいます。

目標を実現するための「戦略と戦術」を立てる

戦略と戦術を組む

成功へ向けた具体的な道筋が見えたとき、それはもう成功に等しい。

 

目標が明確になれば、次はゴールにたどり着くまでの「方法」をデザインすることが重要です。これは、ビジネス用語で言うところの「戦略と戦術」です。

 

戦略と戦術の違いはこうです。戦略とは「What(何をすれば良いのか?)」です。具体的に言うと、目標までの「道のり」のデザインです。

 

そして、戦術とは「How(どうやってするか?)」であり、戦略で設定した道のりをどのように歩み、無事にゴールまで到達するか、具体的な「手段」のデザインになります。

 

自分で戦略と戦術を作るのが難しい場合は、あなたが手にしたい目標を、すでに達成している人物の行動を「戦略と戦術」の観点から分析し、自分の行動に落とし込みましょう。

 

自分でゼロから試行錯誤するのではなく、成功者の戦略と戦術を「レシピ化」する。これによって、あなたは本家よりも早いスピードで目標達成ができます。

 

また、目標までの歩み方が明確になれば、モチベーションが高まるばかりか、精神的にも楽になります。つまり「負けない心」につながります。

どんな状況でも「ポジティブイメージ」を心がける

ポジティブイメージトレーニングをする

勝負を決めるのは準備。なかでも「気持ちの準備」以上のものはないと思う。

結果を出して大言を吐くのは普通、結果を出す前に、結果を出す自分が想像できるから大言を吐ける。

 

負けない心とは、言い換えれば「自信」です。そして、自信とは「イメージ」によって育まれます。人間の行動は、イメージに支配されているのを、あなたは知っていますか?

 

その証拠に、ポジティブなイメージをすると気分が良くなり、表情、立ち振る舞い、行動がポジティブになるのは、誰もが経験済みのはず。もちろん、逆もまたしかり。

 

つまり、私たちが手にする結果とは、行動の前に、イメージによって決定されているということです。

 

例えば、歌を歌うときに「別の歌」をイメージしながら歌ってみてください。イメージが邪魔して、次の歌詞やメロディがスムーズに出なくなるはずです。

 

これと同じで、あなたが脳内でネガティブなイメージをするほど、ポジティブな行動は取りにくくなり、イメージ通りの「ネガティブな結果」に近づきます。つまり、あなたが望んだ通りになります。

 

だからこそ、ネガティブなイメージは糞の役にも立たないことに早く気づき、どんな最悪の状況であっても「ポジティブなイメージ」を、強制的に行う癖をつけるべきなのです。

 

これが、自信の作り方であり、負けない心を育てる「レシピ」です。

セルフイメージを高めるトレーニングをする

低いセルフイメージ高くする

極端に言うと、僕の場合、無理をして先に人格を作っちゃうんですよね。ヒーローとしての人格を作って、普段からそう振る舞うようにする。それを続けでいたら、自分の本物と重なるんですよ。作った人格が、本当の人格になるんです。そうしたらほんまにカッコイイ本田圭佑ができあがるんですよ。だから、一日一日が本当に大切になってくるんです。

未来が誰にも分からない中で、どれだけ自分を信じてやれるか。

 

セルフイメージは「自分が自身をどんな人間だと思っているのか?」を指針に作られます。ここに正解や不正解はなく、あなた自身が「そうだ」と確信したものが、セルフイメージとして定着します

 

例えば、現状が貧しくても「自分は億万長者だ」という確信が持てれば、それがセルフイメージになります。そして、本人は億万長者だと思っているため、当然ながら「億万長者の立ち振る舞い」をします。

 

また、億万長者のセルフイメージを持てる人は、貧しい現状に居心地の悪さを感じ、金持ちになるための、あらゆる行動を取ります。結果、本当に億万長者になってしまうのです。

 

しかし、大半の人は、実際に起こっていないことに「強い確信」が持てないもの。

 

貧しい現状が目の前にある中で「私は億万長者だ」と心から思える人は僅か。貧乏を実体験しているわけですから「私は貧乏」というセルフイメージを選ぶ人がほとんどなのです。

 

そこで今から、あなたが望む「理想のセルフイメージ」を作るテクニックをお教えします。

あなたが望むセルフイメージに高める&変える方法

自信を持つ方法

 

まず、あなたが心の底から「なりたい」と思う、憧れの存在を選びましょう。そして、その人物を「未来の自分」だと定義します。憧れの人物を「あなたの予告編」だと捉えるのです。

 

次に、現状のあなたを鏡で見て、未来で大活躍中する理想の自分とのギャップを味わいます。そして、足りない部分を認め、それを埋めるために何をすべきかを常に意識します。

 

小さなことからでOK。ギャップを一つずつ埋めていけば、理想の自分に少しずつ近づいている「確信」が持てるようになります。これが、あなたのセルフイメージを高める効果的なステップです。

 

加えて「アファーメーション」も有効です。アファーメーションとは、言葉の力を使って、自分のセルフイメージを変えるテクニックです。

 

未来に活躍している自分に当てはまる「言葉」を繰り返し唱え、セルフイメージの書き換えを行います。例えば「私は年収1億円を稼いでいる」「私はスーパースターだ」などの言葉を唱えるのです。

 

ポイントは「否定言葉」を使わないこと。そして「断言言葉」を使うこと。「私は○○である」という風に、すでに実現したかのごとく唱えるのが効果的です。

 

最初は、恥ずかしく居心地の悪さを感じるはずです。しかし、何度も繰り返し唱えていると、それを自然に受け入れられる自分になっていきます。これは、セルフイメージが書き換わっている兆候です。

 

①自分の夢を実現している成功者を「将来の自分」として捉える。

 

②理想の自分とのギャップを自覚して少しずつ埋めていく。

 

③ファーメーションを唱えて洗脳する。

 

このステップで、誰でもセルフイメージを変えることは可能です。

夢実現に大切なのは才能ではなく「執着」である

目標達成に大切なこと

ゴールに飢えているやつが結果を残す。

自分の夢、そんなに簡単に諦められるかって話でしょ。

俺なんて全然、天才タイプじゃないし。それで才能がないから諦めろなんて言われたら、どんだけの人が一瞬で諦めなきゃあかんねん。

 

負けない心を持ち、目標達成まで突き進める人とは、心が強いわけではなく「執着が強い」と理解してください。

 

この世の中には、天才的な才能があったにも関わらず、そのことに興味がなく、執着が持てず、大成しなかった人は大勢いることが予想されます。

 

そして、生まれつき才能を持っていた彼らに代わり、才能はなくても、強い執着を持った人が「成功者」として君臨しているのです。

 

誰でも、最初はプロではなく素人からのスタート。そして、素人とプロの違いとは執着心の違いだけ。結果を徹底的に追求できる「執念のエネルギー」を持つ人が、プロになっているだけです。

 

どんなことでも、大きな成果を出すには「泥臭い作業」を積み重ねる必要があります。そのためには、執着心が必須であり、成功者の絶対条件である「継続力」につながります。

 

もし、あなたが夢に対して執念心が持てないのなら、その夢は、あなたが本当に達成したい夢ではないかも知れません。

もう一度、自分の内面に向き合い、本当にやりたいことを見つけるワークをおすすめします。

 

関連記事:本当にやりたいことと出会える21の質問

 

不安定に挑むことが「究極の安定」だと考える

安定志向をやめる

リスクのない人生なんて、逆にリスクだ。僕の人生なんてリスクそのものなんで。

安定って言葉は、これまで生きてきてあんまり使ったことがないし、聞いたこともないですね。僕の辞書にない言葉です。

 

実は、安定と不安定とは「コインの裏表」の関係であり一心同体です。その根拠は、あなたの「過去の体験」が教えてくれるはず。

 

過去の記憶を思い出してみてください。欲しいものを手に入れようとする際、あなたは、大小なりとも「一定のリスク」を取ったのではありませんか?

 

大学生が、大企業の入社を目指し就職活動をする際も、不採用になって精神的に傷つく「リスク」を背負って挑んでいます。昇進を目指して、責任感のある役職につくのも「リスク」です。

 

また、好きな女性と付き合っている人も、告白することの恥ずかしさ、振られるという「リスク」を背負い、乗り越えた結果とも言えます。

 

つまり、過去を振り返ってみると、どうなるか分からない不安定の中に飛び込んだときに、あなたは手に入れたいものを、手にしていることに気づくはずです。

 

”安定とは、不安定の中に存在する。”

 

あなたが求める安定が大きいものほど、それを手にするまでの「不安定」は高まるかも知れません。しかし、あなたが本気でそれを望むなら、そのリスクを引き受けないと手にできません。

失敗や挫折は「成功への過程」だと考える

成功体験には挫折が必要

挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。

 

本田圭佑選手の名言どおり、成功とは失敗の先にしか存在しません。そして、成功するまで失敗を繰り返せば、成功にたどり着くという考え方に異論はありません。

 

ただし、ゴールが存在しない「間違った方向」で、いくら失敗を重ねても、成功にたどり着けないというのも事実。実際、「努力は報われない」というネガティブな結論に至ってしまう人は多いです。

 

つまり、本田圭佑選手の名言に加え、失敗の原因を予測し、改善をした上で再挑戦するという「PDCAサイクル」を回すことが重要だといこと。これが、最小の失敗で成功するコツです。

 

※PDCAサイクルとは、ゴールまでの計画(Plan)を立て、実行(Do)に移し、結果を分析(Check)し、改善する(Action)という行動を繰り返す達成学です。

恵まれない環境だからこそ人は成長できる

苦労は買ってでもしろ

どこでプレーしても俺の成長はあるわけで。

 

「恵まれた環境」と「恵まれない環境」には、どちらにも光と闇があります。

 

恵まれた環境とは「努力の重要性が低くなる環境」と定義できます。なぜなら、成功しなくても現状のままでも良いという、怠けの心が起こりやすいためです。

 

逆に、恵まれない環境とは「努力の重要性が高くなる環境」と定義できます。逆境から抜け出すためには努力が不可欠のため、ハングリー精神が生じるためです。

 

もちろん、恵まれた環境には、目標達成を助けてくれる「豊富なリソース」があるため、怠けず行動さえできれば、成功しやすい環境とも言えます。

 

その反面、恵まれない環境は、目標達成からは程遠い、過酷な状況からのスタートなため、成功する前に心が折れ、挫折してしまう人も多いでしょう。

 

ただ、一つだけ言えることは、あなたの現状がどっちであろうと「光の側面」が必ず存在するということ。

 

つまり、光の側面にフォーカスし、それを活かした行動することが、本田圭佑選手の「どこでプレイしても俺の成長はある」という名言の本質なのです。

人生の出来事は全て必然&必要だと捉える

全ては必然である

ただ、勘違いしちゃいけないのは、下に落ちるっていうことが、進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも、次に昇るための変化かもしれない。昇るために、落ちることが必要なこともある。

 

この世界は、大局的に見れば「良い方向」に、今この瞬間も進化を続けています。

 

短期的に見ると「退化」だと思ってしまう不運な出来事も、それを踏まえ乗り越えた後に「より良い環境」が待っているというメカニズムです。

 

世界的な戦争や経済危機もそうです。これらの不運は「その方向性は間違っている」という、人類へのサイン。そこに気づき改めることで、より良い世界が作られるのは過去の歴史からも明らかです。

 

これは、個人レベルにも当てはまります。過去に起こった不運を振り返れば「あの出来事があったから、今の成長した自分がいる」と思えませんか?

 

もし「そんなことはない!あの出来事があったから今も不幸だ」と思う人は要注意。不運があなたに伝えたい「そっちの方向じゃないよ」というサインを無視していることが原因です。

 

本田圭佑選手の名言のように「私に起こる出来事は、自分が進化するために必要だから起こる」と捉えたとき、あなたの人生はポジティブなものに劇変します。

うまくやるではなく「楽しむ」というマインドで挑む

楽しむ

ちょっと大げさすぎるぐらいで良い。実際にプレーするとなるとそこまでできないのが人間だから。

 

本田圭佑選手の名言から「うまくやる」のではなく「楽しむ」というマインドの大切さが伺えます。

 

人間は「うまくやろう」と思うほど萎縮します。なぜなら、うまくやろうという思考には「他人から評価されたい」という自己顕示欲が根ざしているからです。これは、自分に意識の矢印が向いた状態です。

 

その結果、過度な緊張や萎縮によって、あなたが持っている本来の力が発揮できなくなります。だからこそ、純粋に「楽しもう」というマインドセットが、自分のパフォーマンスを発揮する答えなのです。

 

さらに、自分は二の次、相手のことを思って行動すること。「意識の矢印」を自分ではなく、他人に向けることで、自己顕示欲ではなく「貢献の精神」によって行動できるようになります。

 

この思考を持てば、失敗しても過剰に落ち込まなくなり、負けない心でいられます。

まとめ

本田圭佑選手の名言は、決してオリジナリティの高いものではなく、多くの成功者も同様の明言を残しています。

 

ということは、人生の成功法則は、すでに解明されていると解釈できます。類似の名言が多いということは、それが真理の可能性が高いからです。

 

本田圭佑選手や成功者の名言から分かることは、目標達成には、ノウハウやスキルよりも「自分のあり方(自身を作っている考え方)」が重要であるという事実ではないでしょうか?

 

私たちはノウハウやテクニックばかりを追い求めてしまいますが、自分のあり方を省みることこそ、成功への近道なのかも知れません。

 

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