本番に弱い人は、自分のパフォーマンスが発揮できません。このような経験を繰り返すほど、自己嫌悪が強化され、自信喪失につながり、ますます本番に弱い性格になります。

 

自分は本番に弱いと思う人は、自己嫌悪や自信喪失のスパイラルから抜け出すためにも「本番に弱い人の特徴」を客観的に見つめることが大切です。

 

実は、本番に弱い人には「8つの共通点」がありました。これらに当てはまらない思考と行動をすることが、本番に強くなる第一歩になるでしょう。

 

本番に弱い人8つの特徴と原因

本番に弱い人

1:完璧主義者

この世に「完璧」はありません。ところが、自分に完璧を求めてしまう人がいます。完璧という「ありもしない幻想」に囚われている人が、完璧主義者なのです。

 

当然、自分に完璧を求めたところで、完璧にこなすことはできません。しかし、完璧主義者にとって完璧じゃないものは「全て失敗」のため、自己嫌悪と自信喪失がますます強化されます。

 

その結果、完璧主義者にとって本番とは「自分のダメさを披露する場」となり、本来のパフォーマンスが発揮できない性格になっていきます。

2:自己評価が低い

自己評価が低い人の共通点は「自分に厳しい人」だということです。これは完璧主義者と同様、自分に高い結果を求める思考癖が原因です。

 

幼少の頃や多感な時期に、親や他人から褒められた記憶が少ない人。または、正当に評価されなかった記憶が多い人は、自己評価が低い傾向にあります。

3:ゴール設定が厳しすぎる

ここまで出来れば良くやったという「ゴール設定」を、やたら高くする人も、本番に弱い人の特徴です。自分が設定したハードルがプレッシャーになり、本番でパフォーマンスが出ません。

 

また、ゴール設定が厳しい人の特徴には「結果を早く求めすぎる」という傾向があります。

 

ゴールとは「小さな結果」を積み上げることで、ようやく手にできる成果物。ところが、結果をすぐに求めるがあまり、いきなりゴール達成を目指して自滅するのです。

4:自分の弱みやコンプレックスを隠そうとする

自分の弱みを隠すのは「他人からの評価」を異常に恐れているためです。他人からの評価に過敏になるほど、本番が恐くなり、パフォーマンスが低下します。

5:やり遂げるという覚悟がない

本番に弱い人は、他人の評価や、格好悪い自分を見せたくない、そんな「本来の目的」とは無関係なことばかりに意識が集中しています。

 

これは「目的を達成するためにどんなことでもやり遂げてやる」という覚悟を持っていないことが原因です。どうでも良いことに逃げているのです。

6:物事を重要に考えすぎる

本番に弱い人は、物事を実際よりも大きく考える「過大視」の特徴があります。

 

基本的に人間は「ネガティブに考える癖」があります。これは、危険を予知し、身を守るための本能であり、人間なら誰もに備わっている癖です。

 

物事を重要に考えすぎる癖は、ネガティブな感情を人一倍増幅させてしまい、本番に過剰な恐怖を持ちます。結果、パフォーマンスを落としてしまいます。

7:失敗の恐怖が極端に強い

本番に弱い人には「失敗恐怖症」の特徴があります。これは、過去に失敗したことで大きなトラウマを持った方、他人の失敗に厳しい人に良く見られる症状です。

 

失敗恐怖症は、本番に弱くなるどころか、本番を避けるようになり、何も成し遂げられない人生で終わってしまうほど危険な症状です。

8:真面目すぎる

これは、完璧主義と似た特徴ですが、真面目すぎる人は「自己の欠点」ばかりにフォーカスする癖があります。また、自分のミスを許すこともできません。

 

そのため「自分は無能」だという結論になりがちで、自己嫌悪や自信喪失につながります。

本番に強い人になる7つの習慣

本番に強い人になるメンタルトレーニング

本番に強い人になる方法は簡単です。本番に弱い人の「真逆の思考」を習慣付けることです。

 

もちろん、今までの習慣を改善することは簡単ではないでしょう。しかし、どんな習慣も「反復」によって身に付けることが可能です。つまり、誰にでも実現できるのが「習慣」でもあるわけです。

 

本番に強い人になるための「7つの習慣」を紹介しましょう。

1:ルーズになる

本番に弱い完璧主義者や真面目な人は、小さな物事を大きく過大視する特徴があります。

 

そんな方は、過去を振り返ってみてください。過去、考えつめたことで何か良いことはあったでしょうか?正直、ありもしない妄想が膨らんだだけで、良いことは何もなかったはずです。

 

前述したように、人間は「ネガティブ思考がニュートラル」です。つまり、人よりも考えつめる人は、人よりもネガティブになり、自己のパフォーマンスを落とすリスクを高めます。

 

まだ起こってもいないことに恐怖し、ネガティブになることは「時間の無駄」です。いいえ、あなたを本番に弱い人間にしてしまう、百害あって一利なしの悪癖なのです。

 

正直、それなら何も考えない方がマシ。ルーズになって開き直った方が、あなたのパフォーマンスを下げることがなくなり、本番に強い人間に近づいていくでしょう。

 

努力家である「イチロー」ですら「本番は特別な日ではない」と捉え、ルーズな思考を習慣化している発言しています。

2:自己評価を下げない工夫をする

自己評価を下げないために「合格ライン」を下げてください。

 

自己評価の低い人は、合格ラインが高すぎるため、達成できず自信喪失に終わります。その結果、行動することが恐くなり、成功を手にできずに終わります。

 

あなたが目指している成功とは「小さな成功の集まり」です。つまり、合格ラインを下げることが「小さな成功体験」を増やし、本当のゴールに到達する最短距離なのです。

 

「今回の本番では、これだけ出来たら大したものだ!」という「簡単な合格ライン」を設定しましょう。そうすることで心が楽になり、結果的に「合格ライン以上のパフォーマンス」が発揮できます。

3:失敗はフィードバックにすぎないと考える

あなたが、何一つ失敗せず成功できるものは「すでに達成したこと」だけです。当然、達成済みのタスクを繰り返したところで成長はありません。

 

ドラクエで例えれば「スライムばかり倒して先に進まない勇者」です。

 

成長するためには失敗は不可欠。失敗とはフィードバックという名の「成果」です。失敗と改善の繰り返しで、いずれは大魔王を倒せる、成長した自分になれるのです。

 

失敗体験とは「目標に一歩近づいた証」であって誇らしいことである。この思考を身につけることで、失敗の恐怖がなくなり、本番に強い性格が育まれていきます。

4:自分の弱みやコンプレックスをさらけだす

自分の弱みやコンプレックスを隠そうとするほど、あなたの行動は萎縮し、パフォーマンスが落ち、本番に弱い人間になります。

 

自分の弱みやコンプレックスは、本番を成功させるための「つかみ」であり武器だと考えてください。

 

人間は、弱みをさらけ出した人に共感し、好意を持ちます。なぜなら、あなたが短所をさらけ出してやることで、相手は自分の長所を再確認することができ、安心するからです。

 

つまり、あなたが弱みをさらけだすことは「相手への施し」なのです。

 

その施しの見返りとして、あなたは弱みをさらけだしたことによる「吹っ切れた心(緊張の開放)」と、相手の好意を得るため、パフォーマンスを発揮しやすい環境で戦えます。

5:やり遂げる覚悟を持つ

他人に悪く見られたくない、自分の醜態をさらしたくない、これらは「覚悟のない人の思考」です。あなたは「かっこ良い自分」を見せることが本番の目的なのですか?

 

なぜ、あなたは本番に挑むのか?それは、達成したい物事や、解決したい問題があるからです。つまり、そこだけにフォーカスすれば、他人の評価や緊張なんて「どうでも良いこと」に気づくはずです。

 

あなたが、達成したい目標を明確化してください。自問自答し、紙に書き出してみてください。明確な使命感があれば、くだらないことに思考は及ばなくなります。

5:準備(練習)をやれるだけやる

本番に弱い人は、自己評価が低いと言いました。これは、自分への評価が冷静にできていない状態、感情的な状態であることが多いです。

 

自己評価の低い人は、事前練習を徹底してください。練習することで「得意なところ」と「苦手なところ」が客観的に分かります。自己評価の低い人ほど、自分ができることが案外多いことに気づくでしょう。

 

つまり、練習による確認作業によって「正当な自己評価」ができるようになります。

 

また、完璧主義な人は、練習を徹底することで気持ちが楽になり、不当な自己卑下をすることなく本番に挑めます。

 

6:緊張する場に身をおく工夫をする

本番に弱い人は「緊張の環境」に慣れていない傾向があります。

 

実は、普段の生活の中で、緊張を作る方法があります。それは「時間に制限」を設けて、脳を緊張状態にすることです。

 

例えば、待ち合わせにギリギリ間に合う時間に、わざと家を出る。課題を提出日ギリギリに取り組むことで、脳の緊張状態を作るのです。

 

通常30分でやっているタスクを15分や20分に短縮して、できるだけ時間内で終わらせるのも有効でしょう。この場合は「タイマー」を使うことで、脳の緊張をより高められます。

 

また、これらを実践するときは「きっと間に合う!きっと大丈夫!」という、なんとかなるさ的な「ルーズな思考」を意識するようにしましょう。

 

これを繰り返すことで、緊張への耐性がつき、本番に強い性格になっていきます。

7:自分矢印から他人矢印にする

完璧主義、自己評価は、意識が「自分矢印」になっています。これを「他人矢印」に切り変える思考にしてください。

 

「相手への奉仕」に意識を向けるのです。相手が求めていることを満たしてあげるためには、自分はどうすれば良いのかだけを考えてください。

 

そうすることで、自分に意識を向ける余裕がなくなり、緊張から開放されます。

まとめ

本番に強い人、自分が望むものを全て手に入れている人は、突き詰めると「失敗の恐怖がない」のが共通した特徴です。

 

成功者は失敗しない人ではありません。失敗を人一倍繰り返してきた人です。失敗から学び、改善することで、成功に近づいていき、完璧にも近づいていきます。

 

失敗したらラッキー、あなたが成長している証拠です。失敗を楽しめる思考習慣を身に付けることが、本番に強い人になれるメンタルトレーニングです。

 

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